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この記事において「マイホーム」は戸建て・持ち家のことを意味します。マンションは含みません。
我が家は2020年に新築一軒家を購入しました。
人生で一番になるであろう買い物だったので、そのときは慎重に検討した記憶があります。
住宅購入に関する本などには「マイホームは資産ではなく負債である」「危険すぎる住宅ローン」などの購入を躊躇する内容も書かれていました。
それでもリスクよりメリットが上回ると考え、我が家は新築一軒家を建てました。
今のところ建てたことに一切後悔はないですし、マイホームのおかげで楽しい毎日を過ごせています。
この記事ではマイホームならではのメリットと購入する前に検討すべきポイント・リスクについて解説します。
家族構成や生活環境はそれぞれなので正解はありません。
少しでもあなたの役に立てれば幸いです。
住まいは生活のベースとなる大切な場所。
あとになって後悔しないよう慎重に検討し、明るく、そして心身ともに安らげる家庭を築きましょう!
最初に断っておきますが、私はハウスメーカーなどの住宅販売を勧める者ではありません。
新築一軒家を建てて感じたことやメリット、デメリットを正直にお伝えするのでぜひ参考にしてください。
こんにちは、とーちゃん(@tochan2929)です!
- 33歳3児の父親
- 医療技術職
- 朝活でブログを書き続けること3年
- 共働き、核家族
- 仕事・子育てで忙しい中でも自分時間を確保する方法を発信
- 日々奮闘するお父さんたちを応援!
基本的にマイホームは資産ではなく負債
さまざまなハードルを乗り越えてついに手に入れた夢のマイホーム。
しかし新築一軒家は住んだ瞬間に2割ほど価値が下がると言われています。
それから徐々に下がり続け、20〜30年ほどで価値が0になります。
たとえピカピカだとしても残念ながら購入時以上の額では売れません。
つまり、マイホームは土地の価格が大きく上がらない限り負債になるのです。
今後もさらなる人口減少が予想される日本。
空き家が増えることが予想され、資産になるマイホームを建てるのはかなり難しいのが現状です。
それでもマイホームを後悔していない理由
私はマイホームは負債だと理解していながら新築一軒家を建てました。
理由は次の3つ。
- 子どもが複数いるとアパートは手狭
- BBQや園芸をしたかった
- そもそもマイホームを建てるのが夢だった
子どもが複数いるとアパートは手狭
家を建てるときには子どもが2人いました。
子どもが小さいときは問題ないですが、大きくなってくるとどうしても窮屈になります。
子どもが思春期になれば、子ども部屋を確保する必要も出てくるでしょう。
広い間取りのアパートや借家でも解決できますが、ぴったりの物件をみつけるのは難しいし労力がかかりますよね。
今となっては子どもが3人となり、アパートよりも広々としたスペースで快適に過ごせています。
子どもたちはのびのびと楽しそうに遊んでいます!
BBQや園芸をしたかった
晴れた休日には掃き出し窓から庭に出て、家族でBBQをしたり園芸を楽しむのが夢でした。
アパートだとスペースなどの制限でいずれも実現不可能。
広々とした庭でなくても、ちょっとしたスペースがあれば十分楽しめます。
庭があれば私自身だけでなく、子どもたちも元気いっぱい楽しく遊べます。
夏にはプールで水遊び、冬になればソリー遊びにかまくらづくり!
我が家ではちょっとした畑で野菜を育てています。
水やりの仕方や食べ物のありがたみなど、さまざまなことを子どもたちに経験させることもできます。
そもそもマイホームを建てるのが夢だった
もともと理想のマイホームを建てるのが妻の夢でした。
私は特にマイホームへの憧れはなかったのですが、妻の夢を叶えたいと思い新築一軒家の購入を決断。
家を建てるまでにはさまざまな工程があり大変なのですが、妻はいつも楽しそうでした。
すべてオーダーメイドなので外観や動線を考えた間取り、こだわりのキッチンなど、理想の家を建てられて満足しています。
我が家の場合、家を資産目的として購入したわけではないので、時間が経って家の価値が0になったとしても後悔はしないでしょう。
購入する際に重要視したポイント
マイホームを建てるにあたって私が重要視したポイントをお伝えします。
これからマイホームを建てるあなたの参考になれば幸いです!
土地の資産性
家の価格はどうしても下がってしまいますが、土地の価格は値崩れしづらい、あわよくば上昇する場所があります。
- 駅が近い
- 商業施設などが充実
- 将来開発が進む可能性がある
少し値が張っても価値が下がらない土地にした方がいいでしょう。
我が家は駅から徒歩10分のところにあり幹線道路にもアクセス良好。
周辺には商業施設、複数のスーパーマーケット・ドラッグストアがあります。
生活するうえでとても便利な場所なので価値が下がりづらいだろうと判断。
すぐに購入に踏み切りました。
将来売却や賃貸もしやすい!
小学校が近い
我が家は小学校まで徒歩2分のところにあります。
保育園は親が送迎しますが、小学校になると基本的に1人で通学することになります。
特に低学年だと学校が遠いと通学が大変だし、事故や犯罪に巻き込まれるリスクも上がります。
中学生になればそこまで心配することはありませんが、小学校はなるべく近いところがいいでしょう。
通勤時間はなるべく短く
総務省の統計によると、通勤時間の平均は片道43分だそうです。
あなたの今の通勤時間はどれくらいですか?
通勤に時間がかかると後で取り戻せない大切な時間を失います。
それは「子どもと過ごす時間」です。
子どもは瞬く間に成長します。
親であればその成長過程をしっかりと見届けたいですよね。
少しでも長い時間を子どもと過ごしたいと思い、なるべく通勤時間が短くなるようにしました。
お互いの職場は車で10分!
>>仕事のキャリアアップと家庭どっちを優先?両立はできる?【子育てパパ】
マイホーム購入のリスク
マイホームを購入する際にはリスクを把握しておくことが大切です。
あとになって後悔しないようにしっかりと検討しましょう。
- 引っ越しが困難
- 住宅ローン
- 維持費
引っ越しが困難
マイホームを建てた後は引っ越しが難しくなります。
- 住んでみたら生活に不便だった
- まわりに子育て世帯が少ない
- 仕事で遠方に転勤になった
土地を決める前に必ず出向いて、自分の足で周辺環境をよくチェックしておきましょう。
生活に便利な場所か、雰囲気は悪くないか、同世代の子育て世帯はいるかなど可能な限り情報収集しておくと後悔するリスクを抑えられます。
近所に変わった人がいないかどうかも把握できればベスト!
また仕事で転勤の可能性が高い方は要注意です。
せっかく理想の家を建てたとしても、遠方に転勤になったら単身赴任、もしくは売却・賃貸を検討しなければいけません。
マイホームを建てるのに最適のタイミングなのかどうかを慎重に考えましょう。
住宅ローン
住宅ローンは人生で最大になるであろう借金です。
利息を加えて毎月数万円〜数十万円を返済していきます。
収入に見合った借入額なのかをしっかりと検討しましょう。
特に子育て世帯は出費が年々増えていきます。
現時点でいっぱいいっぱいの額を借りてしまうと、後々大変な思いをすることになるので注意です。
住宅ローンは奥が深い。仕組みをしっかりと勉強しましょう!
維持費
マイホームは維持費がかかります。
購入して終わりではないのです。
大きな維持費として次の3つがあります。
- 固定資産税
- 火災保険
- 修繕費
あくまでも目安にはなりますが、固定資産税は1〜2万円/月、火災保険は約15万円/5年かかります。
築浅のときはかかりませんが、10〜20年経過すると外壁や屋根、水回りなどの修繕が必要になってきます。
数十万円〜数百万円かかるのであらかじめ準備しておかなければいけません。
資産運用をはやめに始めましょう
「マイホームが欲しかったけど、いろいろお金もかかりそうだし諦めようかな・・・」
確かにマイホームには少なくない費用がかかります。
しかしたくさんのメリットがあり、私自身マイホームを購入したことに後悔はありません。
お金に関する悩みであれば解決策があります。
それは「資産運用」です。
あなたは今資産運用していますか?もっと言うとNISAを活用していますか?
していないのであれば、マイホームを諦めるには早すぎます。
NISAとは国の税制優遇制度です。
通常投資などで得た利益には20%ほどの税金が課せられます。
しかしNISAではなんと非課税、つまり税金がかからなくなるのです。
たとえば投資で100万円の利益が出たとき、通常であれば20万円ほど税金で持っていかれるのですが、NISAであればすべて自分のものにできます。
「投資なんてギャンブルと一緒でしょ?損したくないし。」
そう考える人もいるでしょう。
でも負ける確率が極めて低いものであればどうでしょう?
私が購入しているインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式」であれば、直近5年で利回り17%。
他にもアメリカのトップ企業が占める「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」であれば直近5年で利回り20%と高水準。
信用できるファンドで資産運用すれば、手堅く資産を増やすことができます。
そうすれば数十年後に繰上げ返済であったり、まとまった費用を要する修繕費をまかなえます。
7年ほど運用していますが、貯金では実現できない額に増えています!
>>子育て世代は貯金できない?将来の不安はNISAで解決【資産運用】
まとめ
「マイホームは資産である」と間違った認識をしている人は意外と多いです。
家は徐々に価値を下げていくので、残念ながらほとんどのケースで負債になります。
それでもマイホームでしか叶えられないことはたくさんあります。
マイホームのメリットとリスクをしっかりと把握したうえで決断することが重要です。
マイホームの購入・維持には多大な費用がかかるので、NISAなどを活用してはやいうちから資産運用しましょう。
家は生活のベースとなるとても大切な場所。
理想の家で家族と一緒に幸せな日々を送れることを願っています!